DARJEELING
ダージリンは10月まで15度以上の比較的暖かい日が続き、11月に入ると急激に気温が下がり始めました。10月になると毎年恒例のプジャとディワリの休日が10日間ほど続き、この休暇の後、茶園で働く労働者はお祭り気分が抜けず、今年最後の収穫作業はなかなか思うようにはかどらなかったそうです。収穫時期は茶畑の標高差により異なりますが、今年は11月末まで長引きました。ここ数年ダージリンオータムナルの需要が減ってきていることもあり、品質を重視した製法を取る茶園が少なくなってきているのと、オータムナルの時期にもかかわらずヨーロッパ市場で需要のある緑がかった風味の少ない明るい水色の紅茶の生産量が増えているとのことでした。
ただ、ごく一部の茶園は今でも伝統的な製造方法に従って製造しており、ミディアムからグッドボディーのオータムナルティーが生産されています。昨年もそうだったようにオータムナルらしい茶葉に中々出会えず、今年も2ロットのみの買付となりました。
ASSAM
アッサムは昨年同様11月の天気に恵まれ、12月上旬まで生産が続きました。近年アッサムでも残留農薬の問題が深刻になってきており、茶園選びは難しくなってきています。
今回は初めて買い付けましたDuflating(ダフラティング)茶園です。