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2018年 オータムナルレポート
 

■Darjeeling
毎年この時期インドではプジャ、ディワリ等の宗教的なお祭りがそれぞれ1週間ほど続きます。今年のプジャホリデーは10月19日~25日、ディワリは11月7日~14日まででした。お祭り期間中茶園の作業はお休みとなります。今年のディワリが遅かったので、本格的な冬の訪れの前、オータムナルは短い摘み取り期間でした。10月以降ほとんど雨が降らなかったため新芽の伸びも遅く、多くの茶園がオータムナルの摘み取りが出来ない状況でした。それに加えて昨年のダージリンストライキによる影響で、様々なコスト、人件費が上昇したため茶園にとってはつらいシーズンでした。今年のティージュのオータムナルは、3茶園共JASオーガニック認定です。中でもサマビオン茶園は5年ぶりのオータムナル買い付けでした。オータムナルの中では水色が薄目ですが、甘く優しい香りで癒されます。ジャンパナ、シーヨックは安定感抜群の品質で、それぞれ個性の違うオータムナルをお試しください。

■Assam
10月から雨が降らず、一部地域にはスポット的な降雨がありましたが十分な量ではなかったようです。11月に入ると急激に気温が下って生産量が落ち込みましたが、2018年は年間を通して恵まれた気象状況で、2017年と同水準の生産量でした。最近ティージュの定番であるドゥームニ茶園は品質に重点を置いて生産している数少ない茶園です。今年のオータムナルも満足のいく品質に仕上がっています。

   
代表取締役 森 國安  
 
 
シーズンティーとは?  
 
     
 
 
 
 
 

ダージリンの南西、ミルクバレーに位置し、創業1860年の伝統的な茶園です。1995年からバイオ・オーガニック農法を採用し常に安定した品質の紅茶を生産しています。オータムらしいしっかりとした水色と、香ばしい香りと味わいがまろやかで余韻を楽しめる紅茶です。

 

ダージリンの東、ティースタ・バレーに位置する、1860年創業の歴史ある茶園です。1991年から、バイオオーガニック農法を採用し、品質向上に向けてこだわりを持って紅茶を生産しています。久々の登場です。水色はオータムナルの割には薄めですが、甘く優しくまろやかな香りと味わいに癒されます。

 

ダージリンの南東、クルセオン サウスに位置する創業1899年の伝統的な茶園です。今回の紅茶は、ジャンパナ茶園の中でもオーガニックの茶畑が広がるアッパー地区で摘み取られた茶葉です。水色は薄く、爽やかな柚子のような柑橘系の香りと味を感じる紅茶です。

 
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ブータンの山々に隣接したアッサム州バクサ地区に茶園は位置しています。品質管理が行き届いており、毎年安定した品質を維持する茶園としても高く評価されています。今回の茶葉は、美しい赤褐色の水色と優雅で芳醇な香りと甘い余韻が味わえる紅茶です。ストレートでも美味しくいただけますが、そのしっかりとした水色と厚みのある味わいはミルクを入れるとコクが増し、とろけるような優しさに癒されます。

 
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